建設業や工場作業では「ヒヤリハット」と言う言葉を耳にします。
結果的に無事に問題なく作業出来た過程に、あと一歩で怪我や災害につながる出来事があったことを、経験をもとに安全に対する意識を高めるものです。
どんなに経験していても、どんなに対策講じても、災害は起きる。
災害とは「地震」や「台風」と言った自然災害ではなく、労働災害のことです。
建設現場や工場での仕事は労働災害と呼び、始業前に危険予知をします。
しかしながら、経験から危険予知を強く意識して対策を考えていても、いざ現場では全く予知しない災害が起きてしまいます。
そのために何をすれば良いかを考えると、作業前に目視や指差呼称を行った上で作業中も常に危険と隣り合わせていると言う意識を持って作業に取り組むことなのだろうと改めて思いました。
体験こそ強く意識を高めるものなので、その思考を日常に取り入れていければと思います。