SAというパンクバンドの曲の詩のワンフレーズでこんな詩がある。
服や言葉パクっても、悲しいぜ心は誰にもなれず俺だった。ー俺は俺(SA)ー
なにかを始めたての頃とかは、初期衝動が強くて、そのジャンルのパイオニアに憧れて意識することなんてあると思う。
僕はひねくれた方の人間だけど、新しく知った世界は王道を行く。
やっぱり轍を見て、好奇心が刺激されてプレーヤーを目指すのが人間であってそれを僕は全然アリだと思う。
憧れたギタリストのギターを買うのも、憧れのカメラマンのカメラを買うのも。
初めはなにも知らない世界で、どう動いていいかわからないから。
憧れってのは、コンパスであって新しい自分が向かう道の指標なんだ。
だからこそ、最初は見よう見まねでいいでいい、まずは道を覚えよう。
そのあとは自分の番だ。
道を覚えたら、自分なりに考えながら新しい地図を作る。
そして自分の道の地図ができるまで、歩き続ける。
自分自身がコンパスになるくらい、ハマってみよう。
そして自分を確立しよう。
他の誰でもない、俺は俺だ。