生活と音楽#1
音楽を聴いて、怠惰な日常に喝を入れる。
生活の糧になるような音楽は、日常を刺激する言葉が溢れている。
Bachoをゆっくり噛みしめるように聴いたら一語一句、僕の今を変えるヒントが見つかった。
怠惰な僕を変えてくれるような歌詞を、言葉にして僕なりに解釈して紹介したい。
Bacho/NENASHIGUSA
bacho「NENASHIGUSA」Official Music Video
待てど暮らせど僕の日常は変わらないままで そりゃそうか、変えようとしてないもんな
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葛藤にまみれて、壁にぶちあたって、それでもなんとかしたいって思っていても、現実そう上手くは行かない。
なんとかしたいと思っていても、現状維持を無意識のうちに行動している、それに気づいたことを感じさせる。
近づくほどに遠ざかる、幻みたいな理想だと嘆いて
得意の下方修正、無理っぽいとか言って、現実はとか言って、誰のために
夢の中じゃなくて、遠い理想じゃなくて、なりたいようになりたいなら
這ってでもいいから、にじり寄って行くような、今日を明日を明後日を
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掲げた理想があるなら、そのためにまず何が出来るか?
そこから始めて、やってみて、本気でやりたいことがあるから、出来ることがそこにあるから。
そのために今ある現実と向き合って、ちょっとでも頑張ってみよう、大変だけどなんとかやってみるって言う意気込みを伝えている。
一個一個、ひとつひとつ今日からでもいい、積み重ねていけば明日、明後日と未来に繋がっていくんだ。
最近、金が無くて。 最近、忙しくて。 最近色々あって、ってもう聞き飽きたよ
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他者と比較するのは違うけれど、これはみんな同じこと。
自分が特別じゃないし、みんな同じ土俵で生きている。
だからこそ、日常に溢れる自分の壁を言い訳にやらないって言うことを止めようぜっていうこと。
簡単じゃないけど、言い訳をやめたら少しは上昇できる気がする。
自分のことなのに誰に言い訳してるの? 想像だけじゃ自分すら救えない
ああ僕と君はこのままじゃ、離れていくばかり
なんとか繋ぎ止めたい、そのために歌おう
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前に出てきた詩を言い訳として、御託並べてや、想像しては自分が傷つきたくないから行動をしなかった。
その結果、自分自身が体と心が乖離していく様を表現しているように思う。
Bachoはバンドとしてこの言葉を歌で表現しているけれど、誰にでもこれは繋がっている。
そのためできることから始めようぜっていうことなんだろう。
自分を守るために何もしなければ傷つくことないだろう、だけどそれで何もしなければ自分の心すら離れていってしまう。
最後に
だから、こうして僕は書く事に向き合う。
変わりたい、変えたいなんて思っていても現実はそう簡単には変わらないから。
僕が僕であり続けたいから少しでも書き続けていく。
そして何もしないことは自分を守ることすら出来ないんだ。
超簡単なことでいいんだ、少しでも出来ることからやってみて自分の世界を変えていこう。
【今回紹介した曲の音源はこちら】
曲単位で購入できます、ダウンロード版です。
結成15周年再録アルバムです。
再録された音源はこちらになります。
こちらはオリジナル版収録アルバム、Bachoの歌は日常を刺激してくれます。