今から9年前の2011年3月11日14時46分、東北・東日本大震災が起こりました。
関東に住む僕も例外なく当時のことは当事者として様々な経験をしました。
実は僕は本震の時に用があって西日本にいて、本震を経験していません。
ただ、家に帰りたくても交通機関が不通になっていたこともあり3月11日から2日間遅れて家に帰りました。
震災後すぐに家族と連絡は取れたものの、テレビで見る映像や知人や友人と連絡が取りづらく不安でした。
帰宅できたことひとつが、とても大きなことなんだと感じたのを今でも感情が蘇ります。
帰って日常に戻っても、計画停電の影響で通勤もままならない状況や今まで当たり前に買えていたものまで買えない状況にとてもやりきれない思いがありました。
当時、好きなバンドと対バンしている繋がっているバンドメンバーが福島出身で被災地の状況を聞いた事で今までのこと、当たり前に存在していた日常があることがどれだけ幸せなのかということを考える機会になりました。
その話をきっかけに僕は被災地に起きていることに目を向けるようになりました。
震災が起こる数年前に仙台へ鈍行で常磐線に乗って行った時の景色はもう二度と戻ってこないのか、という気持ちもありました。
震災後の夏に仙台行く用があり、常磐線は断線していたので東北本線経由で行くことになりました。
郡山の方では車窓から仮設住宅が並んでいた景色は忘れることができません。
一刻も早くみなさんのいつもの日常が取り戻せることを願うばかりです。
最近は震災とは違えど、今も同じような状況下で今までの日常とは違った日々を過ごす方がいらっしゃると思います。
僕はそれぞれの日常が取り戻せるように、願うばかりです。
僕自身も今は日常とは少し変わった日々を送っているので少しでも早く日常を過ごしたい気持ちです。
話戻りますが3月14日のJRダイヤ改正によって、常磐線が再び仙台まで通う路線になります。
このことによって、また常磐線で東北へ行きたいしそこで色々な景色を自分の目で確かめ向き合いたいこともあります。